提案類型A.労働生産性の向上
補助事業者(企業名)株式会社島精機製作所
補助事業者(所在地)和歌山県和歌山市
SIer(企業名)フジプレアム(株)
SIer(所在地)兵庫県姫路市
タイトルニット横編機の糸切れ検知装置の組立加工工程にロボット導入
企業規模大企業
業種製造業
(生産用機械器具)
用途組立
導入の主な目的労働生産性の向上
概要ニット横編機の糸切れ検知装置の組み立て加工工程にロボットを導入。
 部品形状や作業手順を見直し、ロボット動作に適した部品と工程に設計変更しロボット化を実現。
概要②これまでは熟練作業者による手作業で組立を行っ
ていた。
手作業による多数の細かい部品(27点)の取り扱いを伴い、作業工数(16作業)も多く、複数の動作を同時
並行で行う複雑な作業であった為、専用機による自動化は困難で、柔軟な動作が出来る熟練作業者の手作業に依拠していた。
今回、部品形状、作業手順を根本から見直し、ロボットの動作に適した部品、工程に設計変更し自動化を行うこととした。
垂直多関節ロボットを7台導入し、これまでの自動組み立て装置にない「より高度な3次元の動き=humanlike」を達成可能とすることができた。また新品種への変更にも柔軟に対応可能なシステムとした。
これにより、現状、2.7倍の労働生産性を達成した。さらに調整を図ることにより、労働生産性4.7倍の実現を見込む。
導入前複雑な組立工程の為、人による組立作業
導入後ロボット 7台による全体像
ロボットにて基板を装着
ロボットにてLEDカバーを装着
導入ロボット(種類)垂直多関節ロボット
導入ロボット(メーカー)(株)安川電機
導入ロボット(型番)MOTOMAN-MH5SⅡ
労働生産性
単位:倍
2.7
人数
(導入前)
8
(導入後)
単位:人
3
労働時間
(導入前)
10
(導入後)
単位:時間
10
生産量
(導入前)
1200
(導入後)
単位:個
1200
その他効果品質安定性の向上
投資回収年
単位:年
95
事業規模
単位:百万円
今回の事業では、地域の観光事業者と協力し、旅の演出を行いました。位置情報の活用やビーコン設 置、ロボット設置により、ロボットからの店舗の案内を行い、旅行の参加者へ様々な「旅の付加価値」を提 供しました。旅の相棒であるロボットのコミュニケーション力を効果的に店舗案内に利用することで、店舗へ の誘客を行い、消費拡大につなげていきました。参加者と地域の観光産業がロボットを介して、双方にメ リットがあるWIN&WINの関係構築を目指したことで、今までにない取り組みなり、ロボットを活用した観 光地のショーケース化を図れました。
私どもは旅とロボットを組み合わせる事で新しい価値が生まれると考えております。旅行の参加者が体験 や思い出をロボットと共有することで、今までにない感動を体験できます。 そして、地域への誘客と消費喚 起により、経済効果の創出につなげます。この2つが、ロボットを活用した旅の「新しい価値」です。
コミュニケーションロボットが生み出す、旅の中での新たなコミュニケーションの可能性を位置情報によるリア ルデータの取得・分析をもとに検証し、それを基に、今後は新たな取り組みとして、ロボットを活用した事業 を推進し、「交流人口の拡大」と「地域活性化」に寄与していきたいと考えております。
効果(年あたり)旅行シーンにロボットを導入 することで、2つの価値があ ると思います。一つ目は「旅 の案内人」としての価値です。 位置情報や店舗に設置して
いるビーコンを活用することで、 ロボホン自ら観光案内を行い、旅をリードしていきます。
2つ目に、ロボホンに表情豊かに話しかけられますと、思わずニコッとする、そんな瞬間があります。 感情移入がしやすく、旅をしていくうちに旅の相
棒となります。そこで「旅を共にする」価値がうまれ ます。つまり、ロボットは、旅の案内人であり、相 棒でもあります。一緒に旅をし、体験や感動を共 有していくことで、ロボットとの旅ならではの思い出 を作っていきます。そんな新しい旅のカタチをこれ からも広げていきたいと考えています
ロボット導入のきっかけ今回は、持ち運びできるコミュ ニケーションロボットとしてロボ ホンをご採用いただきました。 ロボホンは、人と体験を共にす ることで、何気ないシーンを豊 かにするそういう思いをこめて 作られた商品であり、今回の取り組みにピッタリでした。
技術的には、無限の記憶容量や多言語での会 話、通訳、ネットワークによるアップデート、GPSや ビーコンを使った位置の把握など、観光分野でロ ボットが役に立てるシーンはまだまだあると感じて います。その土地ならではのお話しや背景など、 記憶して次の世代に伝えていくべき情報もたくさ んあると思います。そのような心をロボットに込めて 全国各地を案内してくれるような時代が訪れるこ とを楽しみにしています。

ロボット活用ナビより  http://robo-navi.com/webroot/doc_download.html