導入の主な目的

生産の柔軟性向上

タイトル

半凝固鋳造品の生産工程へのロボット導入

事業のポイント

2台のロボットでスラリー生成を行うシステムで、鋳造機の待ち時間が減少し生産能力が向上。

スラリー生成時間を自在に変化させることができ、大幅なコスト削減が実現。

業種・企業規模

製造業 (非鉄金属)・ 大企業

補助事業者(企業名・所在地)

株式会社川金ダイカスト工業 ・ 福島県白河市

SIer(企業名・所在地)

(有)テイミス ・ 兵庫県加古川市

用途

搬送

特殊作業

事業の概要

 アルミ半凝固鋳造は一般ダイカスト鋳造に比べ寿命が3倍長いが、鋳造時の長いサイクルタイムの短縮が大きな課題であった。特に、半凝固スラリー(泥状の流動体)生成を行う工程ではカップのメンテナンスが必要不可欠であり、サイクルが非常に長く、鋳造機の倍の長さになっていた。

 今回、これまでロボット1台で行なっていた作業にロボットを1台追加導入し、それぞれの分担を工夫することにより、スラリー生成のサイクルタイムを1/2以下にすることができた。これにより、鋳造機の待ち時間がなくなり、サイクル内でメンテナンスが可能となった。結果、生産能力を2倍に引き上げることができた。

 また、スラリー生成時間を自在に変化させることができるようになったことで、大幅なコスト低減ができ、今までは1種類の材質しか対応できなかったが、複数の材質のスラリー生成が可能になった。

導入前・導入後の変化

導入前

1台のロボットで行っていた

導入後

2台のロボットで工程分散

2台のロボットでそれぞれカップを搬送

鋳造機へスラリー投入中に別ロボットはカップ搬送

導入ロボット(種類・メーカー・型番)

垂直多関節ロボット ・ ファナック(株)LR-200iD(悪環境仕様)

労働生産性

労働生産性 2倍

・人数 1人→1人

・労働時間 7.8時間→7.8時間

・生産量 420個/日→840個/日

その他効果  少量生産・多品種対応

事業規模

18百万円