導入の主な目的

熟練技能のロボット化

タイトル

アルミ溶接工程へのレーザー粉体肉盛ロボット導入

事業のポイント

熟練工に依存していたアルミニウム溶接加工にロボットを導入。
レーザー式溶接機と垂直多関節ロボットにより肉盛溶接を実現。

業種・企業規模

製造業 (金属製品)・中小企業

補助事業者(企業名・所在地)

(株)タカノ・長野県松本市

SIer(企業名・所在地)

愛知産業(株)・東京都品川区

用途

溶接

事業の概要

 アルミニウム溶接加工は手作業で行なっていたが、作業者の技量に大きく影響を受けるため、熟練作業者が行っており、技術の伝承、仕事量の偏りがあった。

 今回、最新式のレーザー式溶接機を垂直多関節ロボットに持たせ、複雑形状の溶接を可能とした。ただし、溶接棒を用いた肉盛溶接はロボットの稼動制御、
振動制御では困難であるため、レーザー粉体肉盛加工を採用した。これは、パウダー上のアルミニウムをレーザーにて溶かした溶融プールに局所的に照射し肉盛溶接を行なうものである。

 本システムの導入により、労働生産性が2倍に向上し、また品質も安定した。

 今後、熟練技術者不足を解消し増産体制を確立、積極的に技術PRを展開し、より多くの分野でのアルミニウム利用が行なわれるように努めていく。

導入前・導入後の変化

導入前

熟練溶接工が手作業にて溶接していた

導入後

ロボットと専用加工ヘッドによる溶接

専用ノズルにてパウダーとレーザー光照射

アルミニウムのパウダー肉盛り加工

導入ロボット(種類・メーカー・型番)

垂直多関節ロボット・ KUKAロボスティックスジャパン(株)・KR60HA

労働生産性

労働生産性 2倍

・人数 4人→3人

・労働時間 8時間→8時間

・生産量 800個→1000個

その他効果 品質が向上した

事業規模

57.3百万円