導入の主な目的

熟練技能のロボット化

タイトル

鉄道車両重要保安部品の厚肉多層盛溶接作業にロボット導入

事業のポイント

ロボットとポジショナーの協調制御により、熟練作業を代替するとともに時間を短縮。
溶接熱影響への問題をティーチングプログラムに組込み解消。

業種・企業規模

製造業 (輸送用機械器具)・中小企業

補助事業者(企業名・所在地)

KPファクトリー(株)・兵庫県三木市

SIer(企業名・所在地)

高丸工業(株)・兵庫県西宮市

用途

溶接

事業の概要

 溶接作業は高温の環境下で高品質の作業が求められるため熟練技能者しか出来なかったが、これを若手社員によるロボット溶接作業に置き換えることを大きな目的とした。

 鉄道部品は、自動車のように大量ロットではない。したがってロボット導入のリスクが大きく、導入の発想はなかった。そのためこれまでは、如何に熟練技能者を育成し、正確な作業を施工できるかが課題であった。

 今回、垂直多関節ロボットとポジショナーを導入し、複雑かつ過酷な熟練技能者の作業内容を実現した。

 導入後は、溶接施工時間が短縮でき、また作業者を熟練労働者から若手社員へ置き換えることによる労務費の削減が期待できるようになった。さらに、熟練技能者は別の難易度、付加価値の高い作業に移行できるために、更なる生産性向上を社内全体で実現することができた。

導入前・導入後の変化

導入前

熟練工が高温溶接作業をしていた

導入後

ロボット溶接開始(表面)

ロボットがエアーブローで冷却

冷却後、反対側(裏面)溶接施工

導入ロボット(種類・メーカー・型番)

垂直多関節ロボット・(株)ダイヘン・B4L

労働生産性

労働生産性 2.9倍

・人数 1人→1人

・労働時間 10時間→5.8時間

・生産量 50個→85個

その他効果 出荷検査の短縮

事業規模

18百万円