導入の主な目的

過酷作業の代替/支援(体力面)

タイトル

ローラの吊り/降ろし工程へのロボット導入

事業のポイント

人手に頼り1日に35トンものローラの吊り/降ろしを行っていた塗装工程にロボットを導入。
作業環境を改善すると共にローラ生産のボトルネックを解消し労働生産性を5倍に高めた。

業種・企業規模

製造業(輸送用機械器具)・中小企業

補助事業者(企業名・所在地)

(株)JRC・兵庫県南あわじ市

SIer(企業名・所在地)

(株)豊電子工業・愛知県刈谷市

用途

ハンドリング
搬送

事業の概要

 1日に35トンに及ぶローラの吊り/降ろしと有機溶剤によるタッチアップ作業を伴う塗装、梱包工程は、作業員に対して非常に苛酷な労働を強いるばかりか、ローラの増産を妨げるボトルネック工程であった。

 ここに垂直多関節ロボットとタッチアップ塗装(塗装後の一部修正塗装)ロボットを導入し従来は人手でしかできないと考えていたローラの吊り/降ろし作業はもとよりタッチアップ塗装と梱包作業までをロボット化することとした。

 移動するトロリーコンベヤにぶら下がった揺れ動くハンガーへの吊り/降ろしの実現にはワークを常に安定した状態に保つ専用フックの開発や別々に動作する2種類のチャックを持ったロボットハンドの制御技術が必要であった。

 ロボット導入の実現で作業者の労働環境は改善され、夜間運転を含む稼動時間の延長により労働生産性は5倍に高まり、将来の需要増にも対応できる生産体制が確立できた。

導入前・導入後の変化

導入前

手作業でローラを降ろしていた

導入後

ロボットでローラを降ろす

ロボットがタッチアップ塗装する

ロボットがパレットに積む

導入ロボット(種類・メーカー・型番)

垂直多関節ロボット・ファナック(株)・ FANUC R2000ic

労働生産性

労働生産性 5.6時間

・人数 5人→1人

・労働時間 8時間→8時間

・生産量 2400本→2700本

その他効果 労働生産性の向上

事業規模

96百万円