導入の主な目的

過酷作業の代替/支援 (体力面)

タイトル

ウレタン注型金型の清掃工程へのロボット導入

事業のポイント

金型の取り回し及び清掃・離型剤塗布という肉体的・精神的疲労の大きな作業にロボット導入。
スカラ型双腕ロボット2台と9個のハンドツールを使い、手作業の自動化を実現。

業種・企業規模

製造業 (業務用機械器具)・大企業

補助事業者(企業名・所在地)

グローリー(株)・兵庫県姫路市

SIer(企業名・所在地)

グローリー(株)・兵庫県姫路市

用途

ハンドリング
清掃

事業の概要

 ウレタン注型製品の生産は自動化を行っているが、 “金型清掃・離型剤塗布”が未だ手作業であり生産効率上のネックとなっていた。当該作業は清掃状態が製品品質に直結する重要な作業であり、作業者の精神疲労が大きい。また、重量物である金型の運搬・取り回しによる肉体疲労も課題であった。

 今回、スカラ型双腕ロボットを使ったシステムを導入した。双腕で作業する事で、人手作業の代替が可能になり周辺治具の簡素化も実現した。ロボット2台を使い、1台目は4個、2台目は5個のハンドツールを持ち、ハンド交換しながら作業をするようにした。金型を滑らせる事で可搬重量2kg(片腕)のロボットで12kgの金型移動を可能にした。

 また、人手作業では塗布量にバラツキあったが、ロボット化による塗布位置・時間・速度の制御で、バラツキを無くすことができ、品質の安定が図れた。結果として、大幅に労働生産性が向上した。

導入前・導入後の変化

導入前

金型取り回し・清掃等を手作業で行っていた

導入後

右腕でブラッシング・左腕でエアブロー

離型剤の塗布(スプレー)

金型を滑らせて両腕で搬送・払い出し

導入ロボット(種類・メーカー・型番)

人協働ロボット・川崎重工業(株)・duAro

労働生産性

労働生産性 6倍

・人数 0.6人→0.1人

・労働時間 4.8時間→4.8時間

・生産量 96個/日→96個/日

その他効果 品質の安定

事業規模

11.4百万円