導入の主な目的 

熟練技能のロボット化

タイトル

伝統工芸山中漆器の塗装作業にロボット導入

事業のポイント

熟練技術を必要とする漆器の塗装作業にロボットを導入し、技術のデジタル保存化を図る。
導入後、熟練技術を必要とした漆器の塗装を、一般の工員が行えるようになり、効率もアップ。

業種・企業規模

製造業 (その他)・中小企業

補助事業者(企業名・所在地)

(株)NAKAJI PAINT WORKS・石川県加賀市

SIer(企業名・所在地)

(株)岡田商会・石川県金沢市

用途

塗装

事業の概要

 山中漆器の塗装は熟練した職人によって一つずつ手作業で行われているが、高齢化により技術を持つ職人が減り、今後、生産量が激減していくことが予想されている。

 当事業は、この熟練技術を小形塗装ロボットに記憶させ、技術のデータ化を図ることによって、熟練職人しか行えない塗装技術を、先端技術によって再現可能とすることを目的とした。

 今回、製品供給装置に製品をセットしスタートボタンを押すと、製品が塗装位置に供給され、ロボットが2個の塗装を同時に行うシステムを導入した。

 これにより、技術がデジタル保存され、将来的な職人不足の解消に対する、ひとつのモデルとなった。また、これまで塗装職人と作業を補助するアシスタントの2名で行っていた作業をアシスタント1名で行うことが可能となり、生産量の大幅な改善となった他、熟練職人以外でも塗装作業を行うことが可能となった。

導入前・導入後の変化

導入前

職人が1つずつ製品を塗装していた

導入後

供給装置が製品を塗装位置へ移動

ロボットが同時に2個、塗装を行う

塗装後供給装置が製品を戻す

導入ロボット(種類・メーカー・型番)

垂直多関節ロボット・ (株)安川電機・ EXP1250-A020&固定テーブル

労働生産性

労働生産性 3倍

・人数 2人→1人

・労働時間 8時間→8時間

・生産量 1,920個→2,880個

その他の効果 不良率が低下した

事業規模

45.3百万円