導入の主な目的

熟練技能のロボット化

タイトル

軟体パッキンの貼付作業にロボット導入

事業のポイント

パラレルリンクロボットの手伝え教示機能を用いてパッキン剥がしの手作業を再現。
軟体部品を扱う熟練手作業の自動化を実現。

業種・企業規模

製造業 (輸送用機械器具)・中小企業

補助事業者(企業名・所在地)

神星工業(株)・愛知県豊田市

SIer(企業名・所在地)

(株)ミワテック・愛知県名古屋市

用途

貼付

事業の概要

 本工程はパッキンをピンセットで剥がして貼付する作業で、パッキンがスポンジ状の軟体で形状保持が難しく、熟練が必要とされる。熟練作業は人の繊細な指先の感覚をロボット動作に反映する事が非常に困難で、自動化推進するうえで大きな課題である。

 弊社には、他にも銅線曲げ加工やパッキンのはめ込みなど、軟体部品を扱う熟練手作業の自動化が滞っている。そこで、パラレルリンクロボットの手伝え教示機能に着目し、ロボットハンドを手で動かして軌道・速度をダイレクトに教示し、勘とコツをロボット動作に再現することを狙った。

 結果、熟練作業者の繊細な動作をロボットの動作に落とし込むことができ、自動化に結びついた。ロボット可動域に人の動作を落とし込むため、作業者動作を分析し、ハンド構成を工夫したことが成功ポイントの1つだと考える。本実証を皮切りに、残存する熟練手作業の自動化推進を計画中である。

導入前・導入後の変化

導入前

手作業で軟体パッキンを剥がし、貼付

導入後

ロボットが人動作を再現してパッキンを剥す

パッキンを裏返して位置決め

ロボシリンダーで貼付

導入ロボット(種類・メーカー・型番)

パラレルリンクロボット・パナソニック(株)・PLR-D500

労働生産性

労働生産性 1.2倍

・人数 5人→4人

・労働時間 21時間→21時間

・生産量 5000個/日→5000個/日

その他の効果 作業練習時間が削減・ 品質向上

事業規模

46.8百万円