導入の主な目的

熟練技能のロボット化

タイトル

航空機脚用部品の高精度磨き作業にロボット導入

事業のポイント

航空機脚用部品等の高精度複雑形状部品について熟練磨き作業をロボットにて代替。
従来のティーチングに代え、ソフトウェアによりロボットプログラム作成の容易化を図る。

業種・企業規模

製造業 (輸送用機械器具)・大企業

補助事業者(企業名・所在地)

住友精密工業(株)・滋賀県草津市

SIer(企業名・所在地)

(株)I-TEC・大阪府守口市

用途

研磨

事業の概要

増大する旅客需要を背景に今後20年間の民間航空機市場は約4兆ドル規模になる見込みで、日本ではMRJ量産開始も控えている。脚構造部品メーカーは、コスト競争力と生産性・品質安定性を高める必要があるが、製造工程の多くを熟練が必要な手作業に頼り、生産性が高いとは言えないのが実状であった。今回、脚構造部品の凹凸を磨く工程にロボットを導入した。自動化にあたり、工具押付け圧力を一定に保つ機構を備えたロボットを用いることで、脚構造部品の複雑形状磨きに対応した。また、ソフトウェア(CAD/CAM)を利用してロボットの軌跡・姿勢を決定し、プログラム作成の容易化を図った。高精度が必要な航空機脚用部品の磨き作業をロボットにより代替することで、熟練者が高付加価値作業や若手人材への技術指導等に携われるようになり、生産性向上により対象製品の製造コストが削減できた。

導入前・導入後の変化

導入前

全面手作業で研磨を行っていた

導入後

搬送装置にて製品がブース内に運ばれる

ロボットで脚部品を研磨

ポジショナーで製品回転、研磨材も自動交換

導入ロボット(種類・メーカー・型番)

垂直多関節ロボット・安川電機(株)・MH50Ⅱ-35

労働生産性

労働生産性 1.3倍

・人数 2人→2人

・労働時間 8時間→6時間

・生産量 1個→1個

その他の効果 熟練作業の代替/支援・品質の向上

事業規模

77.7百万円