提案類型【C.公共空間におけるロボット社会実装プロジェクト】

補助金上限額 導入実証:3,000万円、FS:500万円
補助率 中小企業:2/3、大企業(中小企業以外):1/2

空港や市街地、ショッピングモール、ホテル、飲食店、駅などの公共空間においてサービスを提供するロボットの活用について、価値評価手法の確立などを通した、社会実装に向けたロボット導入実証やFSを行う計画を対象とします。
補助事業者(企業名)(株)JTB西日 本
補助事業者(所在地)京都府京都市
SIer(企業名)シャープ(株)
SIer(所在地)大阪府堺市
タイトルモバイル型コミュニケーションロボットを用いた観光地ショーケース化
企業規模大企業
業種サービス業(旅行)
用途その他
導入の主な目的その他
概要ロボットによる観光案内等を行えるようなインフラを整え、公共空間を観光ショーケース化していく。
観光人材不足問題の緩和、さらには日本らしいおもてなしという付加価値提供。
概要②公共空間でサービスロボットの活用が進ん でいない中、日本らしいおもてなし観光という 付加価値提供と観光人材不足解消を目的と し、観光産業へモバイル型コミュニケーション ロボットを導入した。
観光客にロボットを渡し、パートナーとして旅 行を楽しんでいただく。特定の場所やタイミン グで自動的に観光案内やサービスの提供を 行えるようなインフラを整えるなど、京都を観 光ショーケース化していった。また、受け入れ 側の観光箇所等にも配置し、サービスを受け る側、提供する側双方からロボットによる案内 を行い効果検証も行った。結果、人の行動に 有意な影響を与えるコミュニケーション能力を 有していることが確認できた。
導入前観光では、人による応対や案内、通訳が基本
導入後旅行商品の展開
ロボットによる観光案内
ロボットによるサービス説明
導入ロボット(種類)コミュニケーションロボット
導入ロボット(メーカー)シャープ
導入ロボット(型番)RoBoHoN SR-01M
労働生産性
単位:倍
8
人数
(導入前)
1
(導入後)
単位:人
1
労働時間
(導入前)
8
(導入後)
単位:時間
1
生産量
(導入前)
(導入後)
単位:個
その他効果顧客満足度の大幅な向上
投資回収年
単位:年
8.3
事業規模
単位:百万円
37.3
効果(年あたり)1台あたり労働生産性:450万
=ガイド1日2万×20日×12ヶ月=480万
ーロボホン年間コスト30万
※初年度は、本体代・プログラム費用 が必要となります。
ロボット導入のきっかけ今回の事業実施の背景として、ロボット産業の市場規模の拡大があります。昨年の約7,100億円か ら、2020年に2.9兆円、2035年には9.7兆円と大きな成長が見込まれています。また、 政府の「ロボット新戦略」では、2015年から2020年までの5年間に、民間投資の拡大を図り、
1,000億円規模のプロジェクトを推進、社会的課題の解決に向けて様々な分野でロボットを活用し、 ロボットが新たな付加価値を生み出す社会の実現を目指しています。 そのような中、交流人口拡大と地 域活性化を図る地域交流事業での新たな取り組みを模索するJTBと、コミュニケーションロボットの観光分 野での活用を検討するシャープ様との間で、両社の得意分野を互いに活かし、旅のシーンへコミュニケーションロボットを導入できないか協議を重ね、今回の事業実施に至りました。
ロボット導入を終えて今回の事業では、地域の観光事業者と協力し、旅の演出を行いました。位置情報の活用やビーコン設 置、ロボット設置により、ロボットからの店舗の案内を行い、旅行の参加者へ様々な「旅の付加価値」を提 供しました。旅の相棒であるロボットのコミュニケーション力を効果的に店舗案内に利用することで、店舗へ の誘客を行い、消費拡大につなげていきました。参加者と地域の観光産業がロボットを介して、双方にメ リットがあるWIN&WINの関係構築を目指したことで、今までにない取り組みなり、ロボットを活用した観 光地のショーケース化を図れました。
私どもは旅とロボットを組み合わせる事で新しい価値が生まれると考えております。旅行の参加者が体験 や思い出をロボットと共有することで、今までにない感動を体験できます。 そして、地域への誘客と消費喚 起により、経済効果の創出につなげます。この2つが、ロボットを活用した旅の「新しい価値」です。
コミュニケーションロボットが生み出す、旅の中での新たなコミュニケーションの可能性を位置情報によるリア ルデータの取得・分析をもとに検証し、それを基に、今後は新たな取り組みとして、ロボットを活用した事業 を推進し、「交流人口の拡大」と「地域活性化」に寄与していきたいと考えております。
ロボットユーザーからひとこと旅行シーンにロボットを導入 することで、2つの価値があ ると思います。一つ目は「旅 の案内人」としての価値です。 位置情報や店舗に設置して
いるビーコンを活用することで、 ロボホン自ら観光案内を行い、旅をリードしていきます。
2つ目に、ロボホンに表情豊かに話しかけられますと、思わずニコッとする、そんな瞬間があります。 感情移入がしやすく、旅をしていくうちに旅の相
棒となります。そこで「旅を共にする」価値がうまれ ます。つまり、ロボットは、旅の案内人であり、相 棒でもあります。一緒に旅をし、体験や感動を共 有していくことで、ロボットとの旅ならではの思い出 を作っていきます。そんな新しい旅のカタチをこれ からも広げていきたいと考えています
ロボットシステムインテグレータからひとこと
今回は、持ち運びできるコミュ ニケーションロボットとしてロボ ホンをご採用いただきました。 ロボホンは、人と体験を共にす ることで、何気ないシーンを豊 かにするそういう思いをこめて 作られた商品であり、今回の取り組みにピッタリでした。
技術的には、無限の記憶容量や多言語での会 話、通訳、ネットワークによるアップデート、GPSや ビーコンを使った位置の把握など、観光分野でロ ボットが役に立てるシーンはまだまだあると感じて います。その土地ならではのお話しや背景など、 記憶して次の世代に伝えていくべき情報もたくさ んあると思います。そのような心をロボットに込めて 全国各地を案内してくれるような時代が訪れるこ とを楽しみにしています。

ロボット活用ナビより  http://robo-navi.com/webroot/doc_download.html