最近は、トヨタで使われている概念を理解することに注力しています。以前、職場の先輩に薦めていただいた「トヨタ公式ダンドリの教科書( 編者 :トヨタ自動車株式会社、監修:佐々木 眞一 」についてまとめています。製造業に限らずサービス業などソフトを扱う仕事においても活用できる内容でした。

 私が本書を読んで思ったことを一言にまとめると「仕事の進め方に再現性を持たせると、品質があがる」ということです。本書に記載されているとおり、品質のばらつきには4M(人:Man、設備:Machine、材料:Material、方法:Method)が要因であり、それぞれを工程ごとに管理し、品質の均一性を確保するとあります。

 全体をまとめると「仕事の目的・目標を明確にし、仕事の手順を確認、工程の要所・要所で品質を判断し、仕事の結果と合わせてプロセスを振り返る」ということです。(かなり無理してまとめてます)

 私が特に発見だったことは、仕事の目的・目標を明確にするフェーズで前回のアウトプットを参考にするということです。まずは既にあるものから始めるということは、前回よりもより良いアウトプットを出すという目的において、重要になります。製造業に限らず、新しい事業や企画を始める際にも活用できるものだと私は考えます。リーンスタートアップはトヨタのこのような改善していくプロセスを、製造現場ではなく、事業づくりに活用した概念だと私は思います。

 また完成したアウトプットだけではなく、工程自体を振り返るというノウハウも新たな気づきでした。どうしても仕事そのものにフォーカスしがちですが、工程を振り返ることで、再現性を持たせて、仕事に携わっていないメンバーが新たにジョインした際に仕事を共有することができます。