テスト的に始めた情報発信。産業用ロボット以外のテーマについて書くことが増えてきました。実際に製造業について調べたり、現場のお話しを伺ったりする中で、仕事において重要なことは普遍的な内容が多いということがわかってきます。

 先日、某自動車メーカーでレーシングバイクの開発責任者だった方にお話しを伺った際に仰っていたことは、良いモノづくりに必要なことは「世界一のコンセプト・世界一の目標・世界一の判断基準」だとお話をしてくださいました。感銘を受けました。これはモノづくりに関係なく、どんな職場であっても必要な3要素なのではないかと思います。

 さらに印象的だったことは、「その3要素を身に付けるためには、とにかくたくさん失敗することが大切だ。いきなり高みにいくのではなく、少しずつレベルが高くなっていく」と話してくださったことです。「目の前の試行錯誤の積み重ねで、少しずつレベルをあげていく。誰よりも失敗したからこそ、自信を持って開発の責任を引き受けることができた。」

 その方は、本当にバイクが好きで、実際に自分が乗ってみて、失敗や成功を経験して、できることを増やしていったそうです。仮説を立てて、実験し、そこから機動修正していく中で高い品質に近づいていました。

 私の場合は、事業をつくるということに日々挑戦しています。この方から学んだことを自ら実践してみると仮説を立てて、お客様からインタビューをして、その中から得た情報をもとに、事業に磨きをかけていくということです。志は高く持ちつつも、世界一のコンセプト・目標・判断基準を目指して、 日々の行動から謙虚に学んでいきたいと思いました。