「モビリティテクノロジーセンター」を10月に新設

UACJは自動車部品事業本部内に新たな組織として、10月1日付けで「モビリティテクノロジーセンター」を新設すると発表しました。

所在地は、愛知県名古屋市港区千年3-1-12
。UACJの主力工場である「名古屋製造所」内に設立されます。

自動車部品の設計開発とR&Dを統合

今回の「モビリティテクノロジーセンター」設立の背景として、成長分野である自動車用アルミニウム事業における競争力を強化する狙いがあります。

自動車用パネル材、自動車用部材などに関するビジネスは、今後急速な市場拡大が予想されることから、UACJは自動車用アルミニウム事業の強化を図ってきました。

北米・アジア・欧州地域などに海外拠点を置き、グローバルに事業を拡大。2019年には、企画・設計段階から製造、販売、品質保証までの一貫した体制の構築を目指して「自動車部品事業本部」を設立しています。

今回、自動車用アルミニウム事業をさらに強化することを目的に、自動車部品事業本部の設計開発部門とR&Dセンターの先行開発部門を統合し、一貫体制を構築することで研究開発のスピードを高める方針です。

UACJは、

今後は、UACJの技術力を総合的に発揮することで、将来さらに多様化が見込まれるモビリティにも対応してまいります
(プレスリリースより)

と述べています。

またUACJが事業を展開している北米、タイ、中国などの海外拠点との連携も強化し、顧客満足度を高めるための“提案型技術開発”を目指すとしています。

(画像はUACJのホームページより)

▼外部リンク

株式会社UACJのプレスリリース
https://www.uacj.co.jp/release/20200910.htm