「MHF1608シリーズ」の量産を開始

TDKは9月15日、車載向けのノイズサプレッションフィルタ「MHF1608シリーズ」を開発し、量産を開始すると発表しました。

「MHF1608シリーズ」は自動車の電子制御回路の信号ラインに挿入するノイズ対策部品で、MF帯とHF帯に対応しているのが特徴です。

主な用途としてカーオーディオ、カーナビゲーション、バッテリーモニタリングシステム、各種車載用電子制御ユニットを見込んでいます。

低周波帯域対応で部品点数の削減が可能に

これまで、信号伝送路のノイズ制御には、数十MHz~数GHzの高周波数帯域に適応したチップビーズを挿入するのが一般的でした。

しかし今回新たに開発された「MHF1608シリーズ」では、高損失・高透磁率のフェライト材料を採用したことにより、低周波数帯域である300KHz~30MHzの範囲で、高いインピーダンスを実現しました。低周波数帯域でも優れたノイズ抑制効果を発揮するため、使用部品点数の削減が可能になります。

また、マイナス55℃~125℃の使用温度範囲に対応しており、車載用電子部品の“AEC-Q200”に準拠しています。

サンプル価格は1個30円、当初の目標は月産500万個とのことです。

(画像はプレスリリースより)

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TDK株式会社のプレスリリース
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