電子部品の組立工程・搬送工程などに最適

安川電機は11月30日から、電子・電気部品の3C(コンピューター・家電製品・通信機器)市場など一般産業分野での小型部品の組立工程・搬送工程などに最適な多用途適用型小型ロボットMOTOMAN-GP4を販売開始しました。

以前から多く要望が寄せられていた可搬質量4kgの6軸小型ロボットです。

3C市場では、労働力不足や生産性向上・製造コスト削減、新型コロナウイルス感染症への対策として、これまで以上に自動化ニーズが高まっています。

そこで同社では、3C市場など一般産業分野での小型部品の組立て、搬送、箱詰め、仕分け、検査等の工程をターゲットとする多用途適用型小型ロボットを投入しました。

新・多用途適用型小型ロボットの特徴

今回のロボットは、従来機種(MOTOMAN-MH3F)に比べ各軸の最大速度が向上し、合成速度が高速化しました。これにより、クラス最高の動作性能を実現し、生産性向上に貢献するとしています。

また、ワーク接近性の向上により生産設備の省スペース化を可能とし、セットアップ時間の短縮とともに異常時での対応も向上しました。

さらに、防じん・防滴保護等級は全軸IP67(じんあいは侵入せず、一時的な水没に対して保護できる) を実現しました。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

安川電機 ニュースリリース
https://www.yaskawa.co.jp/newsrelease/product/139153