「イプロスAI-産業World 2026」 生成AIからフィジカルAI、ロボットまで一堂に
株式会社イプロスは2026年12月9日、10日の2日間、東京国際フォーラムで「イプロスAI-産業World 2026」を開催する。
同イベントは「製造・建設の現場を変える!明日から使えるAIが見つかる展示会」を掲げ、製造業と建設・建築業を対象に、業務効率化や生産性向上につながるAI・DXソリューションを紹介するもの。
「第1回 製造業向け AI/DX展」「第1回 建設・建築業向け AI/DX展」に加え、特設の「フィジカルAI/ロボットゾーン」を同時開催する。
主催者によると、100社を超えるAI・DXソリューション企業が出展し、50講演を超えるセミナーも予定している。参加は無料で、事前登録制。

(画像提供:株式会社イプロス)
製造業・建設業それぞれの課題に対応するAI/DXを展示
会場では、製造業と建設・建築業で異なる業務課題に合わせ、それぞれの分野に特化したAI・DXソリューションを紹介する。
「製造業向け AI/DX展」では、需要予測・在庫最適化、SCM最適化、IoTプラットフォーム、調達・購買DX、物流可視化、トレーサビリティ管理、PLMなどを出展対象とする。
生成AIを活用した業務・設計支援、AIチャットボット、議事録作成AIなど、日常業務の効率化を支援するサービスも扱う。
一方、「建設・建築業向け AI/DX展」では、BIM/CIM、資材需要予測、設計自動化、工程最適化AI、建設IoT、原価管理DX、安全管理AI、重機自動化、現場可視化ツールなどを紹介する。
生成AIによる設計補助やAIチャットボット、議事録作成、電子契約なども対象としており、設計・施工といった現場業務だけでなく、バックオフィスを含む幅広い業務でのデジタル活用を取り上げる。
AIとロボットを組み合わせる「フィジカルAI」にも焦点
今回の展示会では、特設エリアとして「フィジカルAI/ロボットゾーン」を設ける。
フィジカルAIは、AIによる認識や判断を、ロボットや機械などの物理的な動作につなげる技術領域だ。
同ゾーンでは、AI搭載型ロボット、ピッキングロボット、スマートマニピュレーター、自律型重機・ドローン、センシング、エッジAI技術などを出展対象としている。
文章作成や情報整理などを支援する生成AIだけでなく、製造・建設現場における作業そのものの自動化や省人化につながる技術まで扱うことで、産業分野におけるAI活用を幅広く紹介する。
人手不足が続く建設業、生産性向上が重要課題に
こうしたAI・DX活用が求められる背景の一つに、建設業における担い手不足と就業者の高齢化がある。
国土交通省と厚生労働省が2026年9月に公表した資料によると、建設業の技能者のうち60歳以上は約4分の1を占める一方、29歳以下は約12%にとどまる。
高齢層の技能者が今後退職していくことを考えると、若い担い手の確保・育成とともに、限られた人数でも業務を継続できる生産性の高い働き方への転換が課題となる。
建設業では施工そのものだけでなく、工程管理、施工管理、情報共有、書類作成、報告など幅広い業務が発生する。こうした業務を効率化する手段として、AIやデジタル技術を実際の仕事にどう組み込むかが重要になっている。
国交省、2040年度までに建設現場の生産性1.5倍を目標
国土交通省も、建設現場の省人化と生産性向上を目指す「i-Construction 2.0」を推進している。
同施策では、生産年齢人口の減少を見据え、2040年度までに建設現場の省人化を少なくとも3割進め、生産性を1.5倍に向上させる目標を掲げる。
取り組みの柱は、「施工のオートメーション化」「データ連携のオートメーション化」「施工管理のオートメーション化」の3つ。
重機や施工機械そのものの自動化だけでなく、建設事業で扱うデータの連携や施工管理業務まで含め、建設生産プロセス全体の効率化を進める考え方だ。
生成AIはi-Construction 2.0そのものではないが、文書作成や情報整理、問い合わせ対応など、人が担ってきた業務を支援する技術として活用が期待される。
製造業についても、人手不足への対応や生産性向上、サプライチェーンの最適化などを背景に、AIやIoT、ロボットなどを組み合わせた業務改革が重要なテーマとなっている。
50講演超のセミナーでAI活用の実例を紹介
展示だけでなく、会期中には50講演を超えるセミナーを予定している。
製造業や建設業におけるAI・DXの活用事例や、導入に向けた考え方などを取り上げ、展示製品を見るだけでなく、具体的な活用方法を学べる構成とする。
その特別講演の一つとして、12月10日には日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 エバンジェリストの西脇資哲氏が登壇する。

(画像提供:株式会社イプロス)
西脇氏、建設業での生成AI活用をデモで解説
西脇氏の講演タイトルは「ここまでできる!建設業のAI超活用 ~今日から業務を効率化!最新AIの活用例~」。
生成AIとは何かという基本的な仕組みから具体的な活用方法までを解説し、建設業の現場から事務・バックオフィスまで、実際の業務を効率化するAI活用術をデモを交えて紹介する。
対象は、建設・建築業の経営者や管理職、現場監督、施工管理担当者、事務・バックオフィス担当者など。生成AIを基本から学びたい人に加え、現場や社内でのAI活用、会社全体のDXを進めたい企業を想定する。
講演では、「今日から社内・現場でどう動かすか」という実践的な視点から、生成AIを個人の作業効率化だけでなく、会社全体の業務改革につなげるための考え方も扱う。
西脇氏は1996年から日本オラクルでプロダクトマーケティングやエバンジェリストを担当し、2009年から日本マイクロソフトで製品・サービスや最新技術の普及・解説に携わっている。
講演名
「ここまでできる!建設業のAI超活用 ~今日から業務を効率化!最新AIの活用例~」
日時:2026年12月10日(木)13:40~14:20
講師:西脇 資哲氏(日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 エバンジェリスト)
会場:東京国際フォーラム 展示会場内 A会場
参加:無料・事前申し込み制
生成AIから現場の自動化まで、産業分野のAI活用を紹介
今回の展示会では、オフィス業務を支援する生成AIから、現場データを扱うIoT、AIによる予測・最適化、ロボットや自律型重機と組み合わせるフィジカルAIまでを扱う。
特定のAI技術だけを取り上げるのではなく、製造・建設企業が抱えるさまざまな業務課題に対し、どのようなAI・DX技術を活用できるのかを比較・検討できる構成となっている。
人が行ってきた情報処理や事務作業を支援する生成AIと、製造・施工現場の作業を自動化・省人化するロボット技術。両方を一つのイベントで扱う点も「イプロスAI-産業World 2026」の特徴となる。
「イプロスAI-産業World 2026」開催概要
| 会期 | 2026年12月9日(水)~10日(木) |
| 会場 | 東京国際フォーラム |
| 所在地 | 東京都千代田区丸の内3丁目5-1 |
| 参加方法 | 事前登録制 |
| 参加費 | 無料 |
| 主催 | 株式会社イプロス |
| 展示会 | 第1回 製造業向け AI/DX展/第1回 建設・建築業向け AI/DX展 |
| 特設エリア | フィジカルAI/ロボットゾーン |
| 併設イベント | 特別セミナー/出展社事例紹介セミナー/異業種大交流会 |
イプロスについて
イプロスは、製造業や建設業、医薬・食品業界などの企業向け製品・サービス・技術情報を掲載している、国内最大級のBtoB向け情報検索・マッチングサイトを運営しています。さらに、AI/DXを活用した経営変革や業務改善をテーマに、営業・マーケティングから製造・建設現場まで幅広い課題解決を提案する展示会「イプロスAI」を主催しています。
| 業種 | サービス業 |
| 本社所在地 | 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング 21階 |
| 電話番号 | 03-5405-4825 |
| 代表者名 | 佐藤 光之 |
| 上場 | 未上場 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | ― |
| URL | https://marketing.ipros.jp/ |
関連情報・出典
株式会社イプロス 「日本マイクロソフト 西脇資哲氏が解説。生成AIで、建設業の仕事はどこまで変わるのか?デモで紹介する特別講演を開催<12/10・参加無料>」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000204.000001332.html
株式会社イプロス 「イプロスAI-産業World 2026」 https://ex.ipros.jp/expo/iprosai-2026-12/
株式会社イプロス 「ここまでできる!建設業のAI超活用 ~今日から業務を効率化!最新AIの活用例~」 https://ex.ipros.jp/expo/iprosai-2026-12/seminar/d2-a-4/
株式会社イプロス 「企業情報」 https://marketing.ipros.jp/company/
国土交通省 「建設業の人材確保・育成に向けた取組を進めていきます ~国土交通省・厚生労働省の令和9年度概算要求の概要~」 https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00377.html
国土交通省 「i-Construction 2.0」 https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_001085.html
「イプロスAI-産業World 2026」関連ビジュアル 画像提供:株式会社イプロス
日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 エバンジェリスト 西脇資哲氏による特別講演 画像提供:株式会社イプロス
