「Traveo II Body」の量産出荷を開始

ドイツのインフィニオン テクノロジーズ社(以下、インフィニオン)が、包括的な車載マイクロコントローラーファミリ「Traveo II Body」を量産化・出荷を開始すると、10月6日に日本サイプレス合同会社(以下、サイプレス)が発表しました。

インフィニオンが同製品群を開発したサイプレス セミコンダクタ社を買収したことで、同車載マイクロコントローラーファミリの市場投入を決定。ボディ制御モジュールやシート制御ユニット、車内スマートフォン端末など、幅広い車載アプリケーションに対応します。

サイプレスによる「Traveo」と「Automotive PSoC」ファミリを、インフィニオンのAURIXセーフティコントローラーに加えることで、様々な車載アプリケーションに対応・最適化しました。

「ISO26262 ASIL-Bレベル」で安全に動作

「Traveo II Body」は「ISO26262 ASIL-Bレベル」になっており、周囲の温度が125度以下であればデバイスが安全に動作することが保証されています。

メモリサイズやピン数が異なる4つのエントリーデバイス・シリーズと2つのハイエンドデバイス・シリーズが用意されており、10月からエントリーデバイス・シリーズを出荷。ハイエンドデバイス・シリーズは2021年以降に出荷が開始される予定です。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

インフィニオン テクノロジーズ社 プレスリリース
https://www.infineon.com/

日本サイプレス合同会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000033539.html