CKD社、SMC社のグリッパーを追加

オムロンは11月9日、同社の協調ロボット「TMシリーズ」の周辺機器群にCKD社とSMC社のグリッパーを追加し、ロボットハンドで搬送可能な対象物を拡充したと発表しました。

協調ロボットは、安全柵がなくとも安心して人と隣り合わせで働くことができ、複数の作業に柔軟に対応できるロボットです。近年の自動化ニーズやコロナ禍による人との接触リスク回避を受け、この協調ロボットの需要が高まっています。

一方、協調ロボットは、その手先にあたる部分に用途に応じた周辺機器を揃える必要があります。そこでオムロンではパートナー企業10社以上と連携し、協調ロボットの周辺機器を「Plug & Play」機器として認定しています。

重量物や複雑形状物も搬送可能に

このパートナー企業に今回、CKD社と空気圧制御機器のトップメーカーであるSMC社が加わり、両社のグリッパーが「TMシリーズ」の周辺機器群「Plug & Play」に追加されました。

これにより、これまで協調ロボットでは把持できなかった重量物や複雑形状物などの対象物も、ロボットハンドで把持、吸着して搬送可能となりました。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

オムロン ニュースリリース
https://www.omron.co.jp/press/2020/11/c1109.html