超小型モビリティの水素燃料電池コンセプトカーを公開

AZAPA株式会社(以下、AZAPA)が、北京モーターショーで「AZAPA-FDS Concept」を世界初公開したと、9月28日に発表しました。

AZAPAは9月26日から10月5日にかけて開催された北京モーターショーで、超小型モビリティの水素燃料電池コンセプトカー「AZAPA-FDS Concept」を世界初公開。市販前提の2人乗りの超小型燃料電池車で、数秒で完了する水素充填によって、およそ100kmの走行が可能。2021年度中の市販化を目指しています。

バッテリーEV仕様も開発、FDSコンソーシアムも設置

AZAPAは水素燃料電池仕様に加え、バッテリーEV仕様も開発しており、消費エネルギー・スペース・騒音など、社会負荷の削減につながる次世代モビリティの開発に注力しています。

同超小型モビリティの普及に向けて、同社は協力会社とFDSコンソーシアムを設置しており、利活用や開発・生産の課題解決に向けた研究を行う予定です。

また、大規模発電に頼ることなく、コミュニティにおいてエネルギー供給源と消費施設を確保し、地産地消を目指す小規模なエネルギーネットワーク「マイクログリッド」の設置に向けた水素コンソーシアムの設立も予定しています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

AZAPA株式会社 プレスリリース
https://www.azapa.co.jp/news/20200928/2398/

AZAPA株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000025116.html